休 館 日 １２月２９日～１月３日
入 場 料 無料です。
※ 団体での車・バスによるご来館は事前にご相談ください。
※ 敷地内での飲食・喫煙は厳禁です。
お知らせ topics
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御 礼
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第33回「太宰治文学講座」、盛況のうちに終了！
講師 作間しのぶ さん (弘前ペンクラブ会員)
演題 太宰治の作品を読む
作間さんは幼少の頃から舞台に立ち、演出、事務局長など「劇団弘演」を牽引して来られた方です。
始めに「ヴィヨンの妻」の一部を朗読され、それが七語調で読み易くドラマチックに語り易いこと、どこかフランス映画に通じることを話された。演劇の台詞のための発声練習用の資料や鼻濁音、無声音、促音まどについて説明され、それらを早口言葉と共に会場の皆さんと一緒に練習しました。そして最後に「津軽」から弘前についての部分を朗読されました。
お越しいただいた皆さま、誠にありがとうございました！
太宰治文学講座第30回から32回まで、また津軽カタリストによる「太宰治ドラマリーディング 冬のの定期公演」は盛況のうちに終了いたしました。お越しくださった皆さま、誠にありがとうございました！
★第29回 太宰治文学講座★ が開催されました 8/19
演題：太宰と義太夫の女師匠
講師：宮崎素子さん（弘前ペンクラブ会員）
貴重なお話をご披露いただきました。特に、以下のことに皆さん興味津々だったと思われます。
① 太宰の死体浮上を、街の新聞社前の掲示板で偶然知って、驚いて女学校に戻り、文芸部顧問の先生（初代弘前ペンクラブ会長）にメモを渡したこと ② 心中した山崎富栄の父が開いた美容学校に３人のおばが習いに行ったこと
③ 太宰の義太夫の先生・竹本咲栄（本名：中村ソメ）は、祖父の姉の娘で、美人で老いても少女のようにかわいかったので「ぼこさま」と呼ばれていたこと 太宰の短期間による強靭な創作力と、作品を妻子のために残したことなどを讃えられました。
お越しくださった皆さま、誠にありがとうございました！
「津軽カタリスト」により開催されました！ 8/4
★＜太宰治ドラマリーディング 夏の定期公演 2018＞★
演目：太宰作「満顔」「たずねびと」「炎天汗談」
「桜桃」「海」「黄金風景」
最後に隠し演目として、秋田雨雀作『鶴の湯物語』
（知らぬ間にまた感情移入や表現力を高め深めているという感慨に浸りました！）
スタッフを含め68名と、たくさんのお客様にお越しいただき、誠にありがとうございました！
出演者の皆さま、誠にお疲れ様でした！
出演：平田直成（代表）
奈良由美子 鎌田 龍 海老名時雄 成田幸子
小笠原嘉昭 工藤佳子 林本恵美子 鎌田三保子
小林早智子 畠山千里 水木笑子 藤田幸子
挿絵操作：片岡淳子・鎌田龍・小笠原嘉昭・畠山千里
音響効果：安田有美香 （敬称略）
★第28回 太宰治文学講座★ 7/15
演題：「桜桃」について考える
講師：佐々木宏一さん（弘前ペンクラブ会員）
最初に中学生から大学生の頃までの太宰作品読書体験を紹介後、好きな作家である三島由紀夫の太宰観、小説家の資質について、そして本題の『桜桃』について講話された。著名作家や思想家の重要な書からの適切な引用に加えて、創作家らしい創作の何かを含蓄する充実した内容でした。最後に、なぜ太宰作品は読み継がれているかについて補足し、最も好きな作品『ヴィヨンの妻』からの言葉を引用し終えられた。
暑い日でしたが、お越しくださった皆さま、誠にありがとうございました！
斎藤三千政館長は「太宰治Ｔシャツ」を着て臨席！
Ｔ-Library自在株式会社 制作販売
太宰の他に既に夏目漱石、芥川龍之介制作。次に坂口安吾を予定とのこと。
オンライン販売もしておるようです。
同社は『文学を着て町に出よう リトログ』も発行しており、その Vol.2 に館長の『作家の夢追いかけて －弘高時代の太宰治－』（３段組９頁）が収録され、その謝礼としていただいとのことです。
Ｔシャツに関するお問い合わせは、当まなびの家へも可能です！
【太宰治の世界】７月１日（日） 11時～
★朗読と音楽の調べ ～太宰治生誕109年をお祝いして～★
豪華キャストで、太宰作「黄金風景」「走れメロス」
朗読：中村雅子（朗読家） 賛助出演
稲葉千秋（青森朝日放送アナウンサー）
長尾真紀子（代表、ピアノ教師）
石戸谷玲子（放課後児童支援員）
トロンボーン：葛西悟（五所川原商業高校教諭）賛助出演
サックス：葛西愛子（中学校教諭）賛助出演
ヴァイオリン：佐々木由美（調律師）
ピアノ：天間多佳子（カワイ音楽教室講師）
（以上、敬称略）
（時々音楽の伴奏が伴い、暗示的な導入や重要な場面の暗誦による情感あふれる臨場感！ そして、バラエティーに富んだ音楽と、会場の皆さま演出を堪能されているご様子でした。）
関係者以外51名ものお客様にお越しいただき、誠にありがとうございました！
出演者の皆さま、誠にお疲れ様でした！
★【第６回 太宰治 生誕前日祭】★
「太宰治と長部日出雄のゆかりの地を訪ねて」
最初に太宰に献花と合掌。20人のご参加で、天候に恵まれ、斎藤三千政さん（弘前ペンクラブ会長）の案内で出発。
他に、佐藤紅緑、今官一、石坂洋次郎、安岡章太郎、井上靖などの関連地も。
ご参加くださった皆様、誠にありがとうございました！ ２時間にわたる文学散歩、お疲れ様でした。
★ひろさき演人「マッドメロス 激怒のデス・ロード」★
５月４日・５日、盛況のうちに終了いたしました！
キャスト：高橋竜之介 山田なつほ 伊藤諒平 鎌田龍
脚本・演出 鎌田龍 録音他 足立真彌 水戸光宣 畑澤典子
（音響と映像も用い、太宰作の荒筋を幾つか取り入れ、随所に太宰らしい言葉も挿入し、劇的なアニメ映画あるいは放送劇を鑑賞しているような中に、生と死を考えさせてくれる作品だと思いました。）
二日間ともに沢山の方々にお越しいただき、誠にありがとうございました！
ひろさき演人の皆さん、お疲れ様でした！
★【第26回 太宰治文学講座】★ 盛況のうちに終了！
演題：「太宰と津軽」
講師：長谷川孝治（弘前ペンクラブ会員）
（劇作家の長谷川孝治さんは、長らく「弘前劇場」主宰し、青森県立美術館舞台芸術総監督、日本劇作家協会東北支部長。早くからの街のタウン誌や紙面に連載執筆でもご活躍。著書に戯曲集や『さまよえる演劇人』等々。）
最初に県立美術館舞台監督として、シャガールの『アレコ』を背景にした演劇や音楽、ドラマリーディングの本質、６年がかりで青森でしかできない太宰全作品のドラマリーディング構想などについて。中間20分ほど、スライドで写真家・小島一郎の作品を写しながら『津軽』や高木恭造の方言詩を朗読されました。最後は、津軽弁について、全集を所持している太宰、開高健、小林秀雄のうち太宰は高校時代、30歳の頃、50歳の頃と三度全集を読んだがそれらの時期の観点について、太宰は上海や北京で大変人気があることや寺山修司についてなどについて語られました。
雨降りにもかかわらず、20名のお客様にお越しいただき、誠にありがとうございました！
長谷川先生および助手の方、誠にありがとうございました！
★2017（平成29）年度 ＜文学散歩＞★ 3/25
案内人の斎藤三千政先生（弘前ペンクラブ会長）と補助の今泉昌一さん（同クラブ元事務局長）の他16名参加。東奥日報からの取材もありました。
「太宰治まなびの家」でコースのなどの説明後出発。
コースは松森町周辺（安岡章太郎、加藤謙一：アニメ作家の育て親）、御幸町周辺（井上靖、中村家：太宰の義太夫のお師匠さん）、弘前大学（太宰治文学碑、旧制弘前高校卒業生名簿碑、記念碑「なかよし」：加藤謙一）。
しばしば太宰との関連も含めた具体的な内容で、かつユーモアもある楽しい散策だったそうです。（撮影S.K）
ご参加くださった皆さま、誠にありがとうございました！
★＜第25回 太宰治文学講座＞
３月１８日（日） 14:00～15:00
演題：「走れメロス」を巡って
講師：鎌田紳爾（弘前ペンクラブ会員）
（鎌田先生は、まず古代ピタゴラス教団の実話からシラーによるその翻訳までの経緯、日本におけるその物語の浸透について説明された。太宰は小栗孝則訳『新編シラー詩抄』を底本としたこと、その訳詩と太宰の『走れメロス』との内容の同等・相違（創作個所）を比較・解説された。そして、より劇的効果を膨らませる太宰の表現力・創作力を評価された。また、寺山修司のエッセイ「歩けメロス」をも口頭で紹介され、太宰のパロディ精神の一面にも触れられた。） 会場となった部屋が狭くなるほどたくさんの方々にお越しいただき、誠にありがとうございました！
★＜第24回 太宰治文学講座＞
２月１８日（日） 14:00～15:00
演題：発達障害の視点からみた太宰治
講師：小玉有子（弘前ペンクラブ会員）
小玉先生は弘前医療福祉大学教授で、ご専門の発達心理学の観点から講話されました。
導入として発達障害のあった著名人、アインシュタイン、エジソン、スティーブ・ジョブス、ビル・ゲイツなど二十数名あげ、説明されました。その中に黒柳徹子、さかなクン、織田信長、坂本龍馬なども含まれ、他に関連で棟方志功やベートーヴェンも名があがりました。
次いで、発達障害の基本的理解について図表を用いながら説明されました。内容はアスペルガー症候群を含む自閉症スペクトラムやレット障害などの広汎性発達障害（PDD）、学習障害（LD）、注意欠陥／多動性障害（AD/HD）についてです。
そして本題の太宰の場合はどうかについて、富永國比古著『太宰治ADHD説 医師が読み解く「100年の謎」』を参照しながら説明されました。太宰の特性をADHDおよび自閉症スペクトラムの観点から考察されました。
小玉先生および大雪にもかかわらずお越しくださった皆様、誠にありがとうございました！
★＜第23回 太宰治文学講座＞
１月２１日（日） 14:00～15:00
演題：太宰治とサギ
講師：佐原雄二先生（弘前ペンクラブ会員）
弘前医療福祉大学教授の佐原先生は、動物行動学・生態学ご専門の実地調査もされる博士ですが、特に淡水魚とシラサギと。
太宰との縁をお話されたあと、太宰の作品でサギが登場する『右大臣実朝』など５作を、ミケランジェロや宮沢賢治、詩人の入沢康夫、日本の古典文学などさまざまな資料や観点から分析されました。太宰はサギを怪に、あるいは聖母になぞられ。
ご著書に、近著『幻像のアオサギが飛ぶよ』もあります。
（佐原先生はサギが出てくる詩集をコレクションされておるとのこと。 県の自然環境評価・保全等でもご活躍の他に、以上、文学に関しても相当研究されておることを本日知ることができました。 大変勉強になり刺激的でした！）
★＜第22回 太宰治文学講座＞
１２月１７日（日） 14:00～15:00
演題：「太宰治弘前青春散歩地図」に関わって
講師：船木統紀子（弘前ペンクラブ）
まず、太宰に対しどのようなイメージを抱いているかの、あるアンケート調査の結果、「堅い・気難しい」「暗い・陰鬱」が上位を占めていることを紹介された。続いて、太宰作品そのものや、漫画、ゲームで登場する太宰の多彩な性格を紹介し、むしろ「暗くない太宰」「明るい太宰」の可能性が大であることを示唆された。
弘前大学の先生による企画である演題の「散歩地図」制作の主旨・過程の説明で、地図には明るい太宰のイラストを処々に配したことを強調された。
★＜第21回 太宰治文学講座＞
１１月１９日（日） 14:00～15:00
演題：太宰治に魅かれて
講師：葛西千秋（弘前ペンクラブ）
葛西さんは、長い間当ペンクラブおよび太宰治まなびの家の会計をされております。詩人で「連」主宰、自作詩朗読の夕べ「麗日の会」会員、文芸誌「瑠璃」同人として活躍されております。
若い時に太宰に惹かれ、その頃の貴重な太宰の本を幾冊か紹介され、その中の月報に記載された太宰の中学時代の同級生の文や、三島由紀夫や吉本隆明などにも触れながら『回想 太宰治』などを解説されました。
太宰に惹かれたひとつに、自分も書けそうになる太宰の文体があるという。でも、書いてみると、太宰とは天と地の差があることに気づかされ、今でも旧かな遣いにもこだわっているという。
★ 津軽カタリスト★ 代表：平田成道
＜太宰治ドラマリーディング 冬の定期公演 2017＞ 12/9
上演予定作品（上演時間 約60分）
「満願」「リイズ」」「燈籠」「黄金風景」他
始まるに当たって、当館長・斎藤三千政さん（弘前ペンクラブ会長）の挨拶があり、代表の平田さんが先般の劇団弘演公演に客員出演されご活躍されたことを紹介し、同時に津軽カタリストのご尽力に敬意を捧げました。応えて平田代表が、会員には青森市や浪岡演劇研究会の方も含まれており、会員の皆様に謝意を表すと同時に、たくさんのお客様にも謝意を捧げられました。そのようなホットな雰囲気で始まりました。
（それにしても、原作を、より効果的になるよう、朗読者にうまく分担させる代表の構成の見事さには感嘆するばかりです！）
映像・音響・写真スタッフの方々を含め、津軽カタリストの皆様、またご来場くださった皆様、誠にありがとうございました！
新着情報 news
2018年 1月7日 「走れメロス」掲示板を更新しました。
■ 太宰治学びの家 訪問「懐かしい匂い」
佐々木宏一さん（文芸誌「無名群」同人） 2017.12